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できるまで: 2008年11月

オカリナができるまで

●第1工程

1.型抜き
   真ん中から半分に割った前側と後ろ側を別々に型抜き。

●第2工程

2.穴あけ
   粘土が工作できるくらいに固まったら、
       指穴とエッジ(笛となる部分)の穴あけ。

3.面取り
   穴あけの際、裏側にバリが出るので面取りして滑らかにする。

●第3工程

4.貼り付け
   粘土をどろどろに溶かしたものを糊として、前側と後ろ側を貼り付ける。

5.吹き口を作る
   口でくわえる部分を作る。
   

●第4工程

6.乾燥
   5の状態ではまだ柔らかく、調律が難しいので少し固めます。
   貼り付けた部分をなじませる目的も有ります。

●第5工程

7.エッジ部分を作る
         粘土は乾燥過程で収縮しながら変形するので、
          音を出しながら固体に合ったエッジを作る。
          
8.調律
   ここから先、完全乾燥までに粘土が収縮して、空気の容積が小さくなる。
   小さくなると音程が高くなることを見越して低めに調律。    
    どれだけ高くなるか明確な基準は無く、ほぼ経験と勘に頼る作業。

●第6工程

9.表面処理
   このまま乾燥させるとザラザラして手触りのよくないものになる。
   焼成後の質感の向上、運指のしやすさなどを目的に表面を磨く。
   乾燥具合を見ながら二度磨きをする。

10.完全乾燥
    いきなり天日にさらしたり、高温で乾燥させると粘土が割れる。
    最初は陰干ししてある程度乾燥させてから天日干しする。
    乾燥日数は天気にも左右される。(梅雨時期は乾燥が遅いなど)

●第7工程

11.再調律
    本製品の音階になるように調律する。
    個体差もあるので丁寧に作業する。

●第8工程

12.窯入れ
    炭化焼成(オカリナを黒く焼く)準備をする。

13.焼成
    17時間以上焼成する。

14.検査
    焼き上がったオカリナの状態を検査する。
    音色や見た目が製品として条件をクリアしていなものは破棄

●第9工程

15.最終調律
    検査をクリアしたオカリナの音色や音程をチェックする。
    焼成前と音の状態が少し変わっているので厳密に調律する。

16.完成
    15をクリアしたものが本製品になる。
            作業開始から完成までは10日以上かかっています。

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