年末に近くなりだいぶ寒くなってきました。
オカリナを演奏する方のなかには、
気温が低い、またはオカリナ自体が冷えているのが原因で、
音程が上がらない、きれいに音色が出ない、吹いていると結露してしまう、
などの経験をされた方もいると思います。
これは製作時にも同じことが言えます。
特に調律時は常に最良のコンディションを整えています。
私がオカリナの製作を始めた1968年頃は、
エアコンなどというものは普及しておらず、
その頃はその日のお天気(気温・湿度など)の状態を見ながら、
製作作業の内容を決めていました。
その当時、調律過程に一番適した季節は秋でした。
気温も高すぎず低すぎず、湿度もほどほど。
しかしそのような日は一年中でそれほどありませんので、
当時は季節ごとでオカリナの作り方が微妙に違いました。
しかし現在ではエアコンがあり、しかも細かい設定ができるので、
工房内のコンディションを整えることに苦労はしていません。
この面に関しては本当に楽になったなと思っています。

